SFC修行の始め方|ルート選びから達成まで実体験で解説

ブルーマイルズ記事21アイキャッチ

ANA スーパーフライヤーズカード(SFC)。このカードを手にするために、年間50,000プレミアムポイント(PP)を目標にフライトを重ねることを「SFC修行」と呼びます。

私もSFC修行を経験しました。結果から言うと、PPの計算をしながら飛んだし、タッチもやりました。ただ、プレミアムクラスを選んで、着いた先では城下町や蒸留所、美術館を楽しみました。修行であると同時に、旅でもあったという感覚です。

この記事では、SFC修行の基本的な仕組みから、私が使ったルート、そして修行を楽しく乗り切るコツまでお伝えします。

※この記事の情報は2026年3月時点のものです。PPの計算方法やカードの条件は変更される場合があります。最新情報はANA公式サイトでご確認ください。

目次

SFC修行とは

SFC修行とは、ANA スーパーフライヤーズカード(SFC)を取得するために、年間50,000プレミアムポイント(PP)を貯めるフライトのことです。

プレミアムポイント(PP)とは

PPは、フライトの搭乗距離×運賃種別×路線倍率で計算されるポイントです。

ここで1つ、とても大切なことをお伝えしておきます。PPはフライトでのみ貯まります。クレジットカードの利用額からは発生しません。 マイルとは全く別の仕組みなので、混同しないように注意してください。

つまり、SFCを取得するには実際に飛行機に乗る必要があります。長距離路線を多く飛ぶほど、効率的にPPが貯まります。

PP単価という考え方

SFC修行ではよくPP単価が話題になります。PP単価とは、航空券の運賃を獲得PPで割った数値です。

PP単価 = 運賃 ÷ 獲得PP

この数値が低いほど、1PPあたりのコストが安い=効率的なルートということになります。ただし、PP単価だけに固執すると修行が苦しくなります。このあたりは後ほど触れます。

SFCを取得する最大のメリット

SFCの最大の魅力は、カードを持ち続ける限り、プラチナ相当の特典が永続することです。

ANAの上級ステータス(プラチナ、ダイヤモンド)は毎年のフライト実績で維持する必要があります。しかしSFCは、一度取得すれば年会費を払ってカードを保有し続けるだけでステータスを維持できます。

具体的な特典としては、ANA上級ラウンジの利用、優先搭乗、手荷物の優先受け取り、座席選択の優遇などがあります。

私のSFCカードはANA VISAスーパーフライヤーズ ゴールドカード(年会費16,500円、税込)です。年会費16,500円で一生プラチナ相当の特典が使えると考えると、この安心感は何ものにも代えがたいです。

カード所持でステータスが一生維持される安心感。これがSFCの本当の価値だと思っています。

SFC取得で失敗しないためのカード戦略

ここで、SFC修行を始める前に知っておいてほしい大切なポイントがあります。

SFCの取得方法はいくつかありますが、私がおすすめするのは既存のANAカードからの「切り替え」で取得する方法です。50,000PPを達成した後に、すでに持っているANAカードをSFCに切り替えるという手順です。

私は修行を始める前に、ANA VISAワイドゴールドカード(三井住友カード発行)を先に発行していました。50,000PPを達成した後、このカードをSFCゴールドカードに切り替えました。

なぜ先にワイドゴールドカードを持っておくのか。理由は審査リスクの回避です。

もし50,000PPを達成してからSFCを新規申し込みすると、クレジットカードの審査に落ちる可能性があります。せっかく時間と費用をかけて修行を達成したのに、カードの審査で落ちSFCが手に入らない。これは避けたいリスクです。

事前にワイドゴールドカードを保有しておけば、SFCへの切り替えは既存カードの種類変更という扱いになります。新規の審査ではないため、審査落ちの心配がありません。

SFC修行を検討している方は、修行を始める前にANA VISAワイドゴールドカード(またはお好みのブランドのANAワイドゴールドカード)を発行しておくことを強くおすすめします。

私が使った路線

SFC修行で私が利用した路線を紹介します。

羽田↔萩・石見 — 一番思い出に残っている路線です。萩・石見では美術館巡りを楽しみました。観光地としてはメジャーではないかもしれませんが、だからこそゆっくり過ごせました。

羽田↔那覇 — SFC修行の定番ともいえる長距離路線です。片道の距離が長い分、PPを効率よく稼げます。

羽田↔千歳/札幌 — 北海道のグルメや余市蒸留所も楽しみました。

羽田↔福岡 — 九州の玄関口として利用。博多グルメも堪能しました。

その他にも地方路線をいくつか利用しています。

各路線の正確なPP数は運賃種別や時期によって変わるので、ANAの「フライトマイル・プレミアムポイントシミュレーション」で事前に確認することをおすすめします。

修行を楽しむコツ

SFC修行をこれから始める方に、一番伝えたいことがあります。

旅先を楽しむことが一番大事です。

PP単価を追求するあまり、日帰りで何往復もするような修行スタイルもありますが、私はおすすめしません。「修行」が「苦行」になってしまうと、続けるのがつらくなります。

私は1泊2日にして、目的地をじっくり楽しむスタイルにしていました。萩・石見の城下町、余市蒸留所、各地のクラフトビール。修行がなければ行かなかったような場所に出会えたのは、大きな財産です。

「SFCを取るために飛ぶ」のではなく、「行きたい場所に行くついでにPPが貯まる」。この感覚が修行を楽しく続けるコツだと思います。

修行に使うカード

SFC修行では、航空券の購入でマイルが効率よく貯まるANAカードを使うのがおすすめです。特に、修行後にそのままSFCへ切り替えられるカードを選んでおくと、前述のカード戦略とも噛み合います。

SFCへの切り替えができる主なANAカード

カード 年会費(税込) 搭乗ボーナスマイル 特徴
ANA VISAワイドゴールドカード 15,400円 +25% SFC修行の定番。私もこのカードから切り替えました
ANA JCBワイドゴールドカード 15,400円 +25% JCBブランドを使いたい方に
ANA VISAワイドカード 7,975円 +25% 年会費を抑えたい方向け。ゴールドでなくてもSFCに切り替え可能

注意:SFCへの切り替えができないANAカードもあります。交通系IC搭載カード(ANA To Me CARD PASMO JCB=ソラチカカード、ANA VISA Suicaカード、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOマスターカードなど)にはスーパーフライヤーズカードの用意がないため、SFCへの切り替えができません。SFC取得を目指すなら、最初からSFC対応カードを選んでおくことが重要です。

おすすめはANA VISAワイドゴールドカードです。三井住友カード発行の安心感があり、SFCゴールドカードへの切り替えもスムーズ。私自身、このカードで修行して切り替えました。

ANAカードで航空券を購入すると、通常のフライトマイルに加えて搭乗ボーナスマイルが加算されます。ワイドゴールドカードの場合はフライトマイルの25%がボーナスで上乗せされるので、修行で支払った航空券代がそのまま次の旅行のマイルに変わっていく仕組みです。

修行費用がマイルに変わり、そのマイルでまた旅ができる。この好循環は、修行のモチベーションにもなります。

SFC取得後の世界

私の場合、SFC取得後すぐに、ANAライフソリューションサービスの活用とフライトの組み合わせでダイヤモンドサービス メンバーに到達しました。旅行が好きで毎月飛んでいたので、SFC単体のステータスを味わう期間は短かったのですが、SFCの価値は今でも大きいと感じています。

なぜなら、ダイヤモンドは毎年維持が必要だからです。もしいつか飛行機に乗る頻度が減っても、SFCがあればプラチナ相当の特典は維持できます。

ダイヤモンドの特典については別の記事で詳しく書いていますが、SFCとダイヤモンドは「保険としてのSFC」「攻めのダイヤモンド」という関係だと考えています。

修行をおすすめできる人

SFC修行は、以下のような方に向いていると思います。

年に数回以上飛行機に乗る方。旅行が好きで、日本各地を巡ることを楽しめる方。ラウンジアクセスや優先搭乗といったステータス特典に価値を感じる方。

そして何より、「修行」として苦しむのではなく、「旅」として楽しめる方。

逆に、年に1~2回しか飛行機に乗らない方にとっては、SFC修行の費用対効果は高くないかもしれません。その場合は、カードラウンジを利用できるゴールドカードなど、別の選択肢の方が合う可能性があります。

最後に

SFC修行は、確かにまとまった費用と時間がかかります。ただ、修行を通じて訪れた場所、食べたもの、見た景色は、ステータスカード以上の価値がありました。

PPを貯めることだけに集中するのではなく、旅そのものを楽しんでください。その先に、SFCという一生もののカードが待っています。

あなたのSFC修行が、楽しい旅の連続になりますように。

あわせて読みたい

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ウイスキー蒸留所とクラフトビール醸造所を巡るのが旅の目的。SFC修行が楽しすぎてANAダイヤモンドまで到達。Marriott Bonvoy チタンエリート。AMEX4枚+三井住友ゴールド(NL)の使い分けを実体験で発信中。

コメント

コメントする

目次