Marriott Bonvoy AMEXプレミアムの年会費改定を正直にレビュー|それでも私が継続する理由

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2025年8月、Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス® プレミアム・カードの年会費が49,500円から82,500円に改定されました。

約1.7倍。正直なところ、改定を知ったときは「これは厳しいな」と思いました。

SNSでも「解約する」「改悪だ」という声がたくさん見られました。その気持ちはよくわかります。

私は継続しています。この記事では、年会費改定の内容を正直に整理した上で、それでも使い続けている理由をお伝えします。「万人におすすめ」とは言いません。あなたの使い方に合うかどうか、判断材料になれば嬉しいです。

※この記事の情報は2026年3月時点のものです。カードの条件は変更される場合があります。最新情報はアメリカン・エキスプレス公式サイトでご確認ください。


目次

年会費改定の全容

まず、何が変わったのかを整理します。

変更された主な条件

項目 旧(〜2025年8月) 新(2025年8月〜)
年会費 49,500円(税込) 82,500円(税込)
家族カード(2枚目以降) 24,750円 41,250円
プラチナエリート条件 年間400万円利用 年間500万円利用
無料宿泊特典の条件 年間150万円利用 + 継続 年間400万円利用 + 継続
無料宿泊ポイント上限 50,000ポイント 75,000ポイント(手持ち合算で最大90,000)

変わっていない条件

変わっていない部分も確認しておくことが大事です。

項目 内容(変更なし)
ポイント還元率(一般) 100円 = 3ポイント
ポイント還元率(Marriott系ホテル) 100円 = 6ポイント
自動付与ステータス ゴールドエリート
宿泊実績カウント 年間15泊分
年間チョイス特典 5泊分の宿泊実績を選択可能
ポイント→ANAマイル 60,000ポイント→25,000マイル(5,000ボーナス込み)

「改悪」と言われるポイント

正直に見ていきます。

年会費1.7倍は大きい

49,500円 → 82,500円。差額は33,000円。この差額に見合うだけの新しい特典が追加されたわけではありません。この点は、率直に「値上げ」です。

無料宿泊特典の条件が大幅に厳しくなった

旧条件では年間150万円の利用で無料宿泊特典がもらえました。新条件では400万円。約2.7倍です。

年間400万円の決済は、日常の支払いだけでは到達しにくい金額です。以前は「このカードをメインにすれば無料宿泊がもらえる」という使い方ができましたが、改定後はかなりの利用額が必要になります。

ただし、無料宿泊ポイントの上限が50,000→75,000(合算で90,000)に引き上げられた点は改善です。使えるホテルの選択肢が広がりました。

プラチナエリート条件も厳しくなった

年間400万円 → 500万円。カード利用だけでプラチナエリートを目指す場合、ハードルが上がりました。


それでも私が継続する3つの理由

ここからは、改定内容を踏まえた上で、なぜ私が使い続けているかをお伝えします。

理由1:旅の拠点ホテルでチタンエリート特典が活きる

私はMarriott Bonvoy チタンエリート会員です。チタンエリートの特典には、スイートルームを含むアップグレード、16時までのレイトチェックアウト、ラウンジアクセス等があります。

私は旅が好きで、月に1〜2回は国内のまだ行ったことのない場所を訪ねています。旅先ではMarriott系ホテルに泊まることが多いです。長崎マリオットではハーバービューのスイートにアップグレードされたこともあります。

このステータスを維持するために、カード保有の15泊 + チョイス特典5泊(合計20泊)が大きな助けになっています。実際に宿泊した分と合わせて75泊の条件を満たしている。このカードがなければ、チタンエリートの維持はかなり厳しかったでしょう。

理由2:60,000ポイント→25,000ANAマイル変換の価値

Marriott Bonvoyポイントをまとめてマイルに変換する「トランスファーボーナス」は、60,000ポイントごとに5,000マイルのボーナスが付きます。つまり60,000ポイント = 25,000ANAマイル。

25,000マイルがあれば、東京⇔沖縄の特典航空券が往復で取れます。旅の航空券を、日常の買い物で貯めたポイントからマイルに変えて手に入れる。この流れが私の旅のスタイルに合っています。

一般加盟店で100円 = 3ポイントなので、200万円の利用で60,000ポイント。200万円は決して少ない金額ではありませんが、日常決済のメインカードとして使えば到達可能な範囲です。

理由3:日常決済の還元率と汎用性

100円 = 3ポイント(= 1マイル相当)。還元率1%相当。年会費が高いカードとしては特別高い還元率ではありませんが、Marriottポイントとして貯まることで使い道が広い。

ホテル宿泊にも、マイル変換にも使える。この柔軟性が、旅行好きにとっては日常決済カードとしての価値を高めています。


こんな人には向かないかもしれない

正直に書きます。

年会費82,500円の元が取りにくいケース:

  • Marriott系ホテルに年1〜2回しか泊まらない方
  • ホテルステータスに特に価値を感じない方
  • 年間の決済額が100万円以下の方
  • Marriottポイントよりも現金キャッシュバックが欲しい方

改定前の49,500円であれば「とりあえず持っておく」という選択肢もありましたが、82,500円になると「使い倒す前提」でないと割に合わないと感じます。


解約を検討する場合のチェックポイント

私は継続していますが、解約を考えている方に向けて、判断のポイントを整理しておきます。

  1. チタンエリート/プラチナエリートの維持に15泊のカウントが必要か? → 必要なら継続する価値あり
  2. Marriottポイントを年間どのくらい貯めているか? → 年間60,000ポイント以上貯まるなら、マイル変換の価値が大きい
  3. 他のMarriott AMEX(一般カード)に切り替えるか? → 年会費23,100円のMarriott Bonvoy AMEXカード(一般)も選択肢。ゴールドエリートは維持可能
  4. 年会費の差額33,000円で何ができるか? → 33,000円あればMarriott系ホテルに1泊できる。カードの特典で33,000円以上の価値を得られているかどうか

まとめ:カードの価値は「あなたの使い方」で変わる

Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス® プレミアム・カードの年会費改定は、率直に言って厳しい変更でした。

それでも私が使い続けるのは、旅で「このカードがあるから得られる体験」が年会費を上回っているから。チタンエリートのアップグレード、マイル変換での航空券、Marriottポイントの柔軟な使い道。これらが私の旅のスタイルには欠かせない。

ただし、これはあくまで私の場合です。旅行の頻度、ホテルの好み、カードの利用額は人それぞれ。

この記事が、あなたの判断材料のひとつになれば嬉しいです。


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この記事を書いた人

ウイスキー蒸留所とクラフトビール醸造所を巡るのが旅の目的。SFC修行が楽しすぎてANAダイヤモンドまで到達。Marriott Bonvoy チタンエリート。AMEX4枚+三井住友ゴールド(NL)の使い分けを実体験で発信中。

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